産後の復活時期
わたしは子供を産んでから
三ヶ月で介護現場に復帰した
まわりからはとても驚かれた
結論から言うと
早すぎたのである
いまになって身体になんとも言えない
不調が出てきている
金銭的な問題と
旦那の両親と同居だったのが
主な原因である
旦那とは財布は別々だった
子供に関するお金はわたしが
払っていた
日に日に通帳の残高が
減っていく
このままではどうなるのか
そんな不安がいつも心のなかにあった
旦那の親はとても支配的だった
頼んでもいないのに
布おむつをさせていたり
趣味の悪い子供用の服を
買ってきたりしていた
経済的な問題と旦那の両親とのことで
発狂寸前でもう限界だと思い
職場復帰を決意した
実家の母親や友達には
反対された
あとで後悔するよと
何度も何度も言われた
運よく近所の保育園に空きがあり
子供を預け
トントン拍子に復帰は実現した
産休育児休暇前の職場に 戻り
馴れたデイサービス業務に復帰した
職場の空気は産後のわたしには
心地よかった
ときどき保育園から
娘の体調不良の電話があったが
突然でも早退や休ませてくれる職場に
感謝した
だが、季節が進むにしたがって
からだの調子がパッとしないことに
気がつく
いつも疲れている
いつもねむい
いつも気持ちが滅入る
いまになってわかるのは
産後の復帰が早かった
早すぎたのである
当時はまだ若さと熱意
現実から逃げ出したい気持ちで
頑張っていたが
身体は正直で
不調を訴えていた
もうすぐ人生は半世紀と同じになる
こんな年になってから
身体のメンテナンスを
始めなければならないのは
どんなもんだろう
もう少し若いときに
身体を大事にしていれば
といつも思う
これから子育てをする若い母親や父親に
伝えたい
ゆっくり休めるときは休んだほうがいい
甘えるところがあるならば
甘えてもいいと思う
そしていま中高年にさしあたっている皆さん
いまから何かを始めれば
残りの人生が快調に進むような気がしてならない
健康管理はなにをすればいいのか
考えてみてもいいのかもしれない