odamami’s blog

アラフォーのケアマネジャーが綴る日常

友人の略奪愛

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どこの職場でもある話だと思う

友人が彼女のある人を奪った

 

結論からいうと

若さのバロメーターかな

実際に行動するひとは

どれくらいいるだろうか

 

当時30代前半の既婚女性職員が

独身男性職員と付き合いだしたという噂を聞いた

 

たしかに職場でも二人は仲がいい

いや職場全体が仲が良いし

まさかと思っていた

そんなことはテレビドラマの話で

現実にあるはずがない

 

ある日 友人である既婚女性職員から

打ち明けられた

「彼を好きなの…(笑)」

思わず絶句してしまった

やっぱり本当だったんだと

 

よくよく見ていると

独身男性職員が彼女に尽くす尽くす

暑い日には冷たいジュース

寒い日には温かい飲み物を

すっと差し出す

 

彼女の仕事を意味もなく残業して手伝うし

常に隣にいる

 

彼女はいつも満足気で

そうしてもらうのが当たり前で

彼に頼りに頼りきっているオーラが半端なかった

 

男の人はこういう人が好きなんだなと感心した

ことを覚えている

 

数か月後に独身男性は実は彼女がいることが発覚

興味本位で二人の様子を見ていると

ある変化が出てきた

 

既婚女性がさりげなくいままで尽くしてくれていた

独身男性を避け始めたのである

気がつかない程度にだ

 

飲み物や食べ物の差し入れは

ダイエット中だと他の職員へ譲り

いつも側で仕事を無償で手伝ってくれていた彼に

仕事を任せたいと言い始め

短期間で書面のマニュアルを作り

上司に了解を得て

ついには異動願をだし

同じ法人の別な施設にさらりと異動していった

華麗な技である

 

何も知らない人が聞けば完璧で前向きな

異動であるし

仕事への忠実な姿勢である

仕事への評価は上がるし

独身男性職員からは離れられる

 

独身男性職員はここから

人が変わったように

既婚女性職員に執着するのである

いわゆるストーキング行為に近いことを始めた

 

内容は想像に任せるが

男ってここまで執着するのかな

見ていて哀れでこわいとおもった

 

最終的に独身男性職員は退職していくのだが

太めの人が好きと言われ

20㎏増やした体重はもはやただのデブで

糖尿病と高血圧を患い

既婚女性職員と一緒に取るはずだった資格も

取得できず

ましてや彼女からは振られ

いまはどこでどうしているかもわからない

 

最後に言えるのは

恋愛に情熱をかけられるのは

若さなんだろうなあと言うこと

 

いまは増えた白髪と衰えがちの体力を

少しでもなんとかしたいと

ゆっくり考える今日この頃である